6月28日(金)くもり
朝方、上陸が懸念された台風は熱帯低気圧になって消滅。
発酵の町・神崎町にある寺田本家さん内カフェうふふにて、
「実践者が語る 半農半Xのいまとこれから」出版記念パーティが開催されました。
編著者のオーガニックジャーナリスト吉度ちはるさん、自然酒蔵元寺田本家24代目の寺田優さん、たまにはTSUKIでも眺めましょ/ダウンシフターズの髙坂勝さんとトークをさせていただきました。
左から寺田優さん、高坂勝さん、マイケルやも、吉度ちはるさん
写真:寺子屋オーガニックカフェEDEN永野さま撮影
地球は美しい。
こんなに美しい地球に、僕たちは生まれてきたんです。
ということ。
こんなに美しくて、人間にとって、住みやすい星は、光の速さで何億年かかるようなところまで探しても、いまだに、まだほかに一つも見つかっていない。
こんな奇跡的なラッキーは、他にあるでしょうか?
技術の進化、産業の発展は、人の暮らしを便利にしました。たくさんの働き方を作りました。でもそれは、地球の環境を破壊し、生態系を崩壊させて進行しています。
人間自身も天変地異に見舞われ、自然界にないものや社会のストレスで、心身の健やかさが失われてきています。
こと日本では、少子高齢、格差社会ということが深刻になってきています。
半農半Xは、愛する人や家族との時間を大切にしながら、自然にふれ、未来に命をつなげてゆく、これからの生き方です。
こういう生き方、働き方が、日本を、地球をよりよく変えてゆくのだと思います。
冒頭の「半農半Xというライフスタイルについて思うこと」というお題について、
このように話させていただきました。
マイケル・ジャクソンが亡くなって、日本時間では一昨日の6月26日でまる10年が経ちました。この大きな節目で、この場所に来たことを、とても感慨深く思っています。
マイケル・ジャクソンのメッセージをたくさんの人に伝えたかったんです。
マイケル・ジャクソンの思いを受け継いで、よりよい世界にしてゆきたいと思っていたんです。
妻の佐智子と一緒に、マイケルのヒールザワールドな世界を作ろう、ということで、それが、マイラブファームになり、半農半マイケルという形になったんです。
そういった経緯を、この本には書いていただいています。
半農半Xの生みの親、塩見直紀さんとオーガニックスタイル・ジャーナリストの吉度ちはるさんが編著する書籍「実践者が語る 半農半Xのいまとこれから」には、
15人の半農半X実践者のストーリーと、お互いのライフスタイルの交換の対談と、半農半X現場の素晴らしい写真が、惜しみなく集積されて一つの本になっています。
この本の中の座談会トーク、そして今回再びご一緒させていただいた、
寺田本家の二十四代目宗主・寺田優さんは、毎日、宇宙から地中の微生物までを感じながら、自然酒を造っている人。2011年3月、東日本大震災発生直後にアースデイ東京が実施した宮城県石巻市へのボランティア・バスツアーでご一緒させていただいたこと、覚えてくださっていて驚きました。
高坂勝さんはサラリーマンから半農半バーテンダーに転身して、バー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」を開業、「減速して生きる~ダウンシフターズ」を著し、自らの経験をもとに社会で行き詰まりかけたたくさんの人の生き方を変えてハッピーにしている。僕から見たら未来から来た人。
「半農半X」という言葉は、ノーベル平和賞に値する
という話に説得力があり印象的でした。
このお二人との2回にわたってのセッションは、半農半Xの入り口にある僕たちにとって、
大変刺激的でたくさんの気付きをいただきました。
トークの締めくくりにマイケル・パフォーマンス
<セットリスト>
ビリー・ジーン
ブラック・オア・ホワイト
ヒール・ザ・ワールド
本の完成は7月予定になり、このパーティでは残念ながら完成品としてお披露目することはできませんでした。ご支援者を中心とした最終報告会という形になりました。それでも、平日の夕刻で台風観測もあった中にもかかわらず、たくさんの方々にお集まりいただきました。
クラウドファウンディングで予算達成までは届かず、やりくりが大変な中、吉度さんは、普通の本づくりにはない苦心をされながら奔走し、ようやく完成に近づいています。
塩見さん、吉度さん、素晴らしい写真を撮っていただいた伊藤さんに心よりお礼申し上げます。
「実践者が語る 半農半Xのいまとこれから」出版記念パーティは引き続き、
29日いすみ
https://www.facebook.com/events/246751759600455/
30日鴨川
https://www.facebook.com/events/1310799979058557/
で行われます。
今日も1日ありがとうございました(^O^)
無農薬自然栽培マイラブファーム
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