いつもありがとうございます。マイラブファームやもとさちです。
おかげさまでマイラブファームは本日、開園4周年を迎えました。
これもひとえに日ごろご愛顧いただいているみなさま、応援いただいているみなさまのおかげと心より感謝いたします。
思えば最初、開墾できたばかりの大地に、今まける種を手当たり次第にまいて、何が育つのか、どうやって育つか、やってみることから始めました。在来種の種を買ってまいたきゅうりに、初めて実がなった、それをその場で食べた時の感動は今でも覚えています。今まで食べた事のない味の強さ、甘さ、みずみずしさ、うるおいとともに自分の体が大地とつながるような感じがしました。
開園1年目には記録的な猛暑、2年目には大型台風、3年目には新型コロナウィルス禍と、毎年未曾有の災害が襲ってきました。4年目の今年も続くコロナ禍の中、異常気象による災害がますます深刻化してきています。
それでもこうして続けてこれたのは、
毎年この日に思うことは、
まずは4年前の開園当初、何の実績もない私たちの思いに共感くださり、私たちの育てた野菜を買ってくれたみなさまのおかげです。
こうしてご愛顧いただいているみなさまには、私たちが志を継続し、未来に種をまける「もとで」(元手=資本)を頂いているものと思い感謝してもしきれません。
そうして授かった力のおかげで、お会いしたことのないたくさんの方々からご注文をいただくことが出来ました。
ご家族がガンと闘病中の方、化学物質過敏症の方、アレルギー、アトピーで悩まれている方、ご家族が障がいをお持ちの方など、具体的に健康への不安を抱えていらっしゃる方も多く、北は山形県から、南は沖縄県まで、マイラブファームを探して、ご購入をいただきました。その多くの方から定期、リピート購入いただいています。
同時に健康志向のお店、飲食店、食品づくりをされている方々からもたくさんのお引き合いを頂きました。
これによって、改めて、私たちがやっていることの価値を私たち自身信じることが出来ました。
また、こうした私たちの足取りを、オーガニックライフスタイルジャーナリストの吉度ちはるさんと「半農半X」の生みの親、塩見直紀さん共著の書籍「実践者が語る 半農半Xのいまとこれから」(よもぎ書店)に掲載いただきました。また、JCOM千葉様各局「ジモト応援!千葉つながるNews」に放送いただき、地元でのつながりも広げることが出来ました。
そして、ここのところ、このようなご時世の中を、「自然な農に興味がある」、「農家になることを検討している」、「農的ビジネスを考えている」というご意向や相談が引きも切らなくなり、また、その中から、1人また1人と、実際に踏み出す方々が出てきています。
これからの人の生き方、分断し混迷する社会への対応、地球環境破壊の解決、未来の子どもたちに受け継いで行ける場所を、多くの人が渇望しています。
気候変動、自然災害、コロナ禍はすべて、人間が不自然物を生み出し廃棄し続け、地球を汚染し、他の生命をないがしろにして、自然界からかけ離れていった代償だと思っています。
特にコロナ禍は、人類の意味を考えさせられるものです。
私たちはこの4年、自然界に学んできました。
自然界にあるすべてのものには意味があり、
「生態系を豊かにする」
という共通の目的に向かって何かしらの役割を果たしています。
すべての命はつながり、循環しています。
そういう事を、日々つぶさに見て、感じています。
安心安全で、おいしい無農薬の自然野菜が社会の仕組みの中に浸透して、保育園や学校の給食などに使っていただくような、身近なものになるように。また、このような農への関心が高まり、生き方、働き方の光明になるように。
5年目も、初心に立ち返り、こういった思いに向かって、より一層踏み出してゆく年にしたいと思っております。
最後に今日この日は、敬愛するマイケル・ジャクソンの誕生日です。
マイケルが生涯をかけて実現したかった思い「ヒール・ザ・ワールド(地球を癒そう)」を私たちはマイラブファームで受け継ぎ、マイケルへの感謝の気持ちを届けたいと思います。
Happy Birthday マイケル、Forever!
まだまだ未熟な私たちではありますが、また一歩一歩、みなさまとともに歩んでゆきたいと思っていますので、5年目のマイラブファームもどうぞよろしくお願いいたします。
2021.08.29
大切なあなたへ愛をこめて
無農薬・自然栽培マイラブファーム
山際 伸二郎・佐智子(やも&さち)