2017年5月12日(金)
朝9時 はれ 27.5度 南からの小風
○出荷のための調整
ズッキーニの出荷がはじまる。
なぜかテンションが上がる^_^
かぼちゃ、ズッキーニなどはうどんこ病対策が大事。
かかってしまうと被害は広範囲に及ぶ。
先手先手の対策が肝心。
○きゅうりの造作づくり
直管パイプ設置とネット張り。
あまり反復しない作業なのでしっかり覚えねば^^;
トンネルパイプの足元にマイカー線を引き、ネットの両端の輪をくぐらせる。
よじれていたりすると直すのが大変なので、最初の位置決めが肝心。
慎重に行う。
きゅうりをネットにくぐらせて誘引する。
午後
○出荷のための包装
今回の出荷はこまつな、チンゲンサイ、水菜、レタス2種、ルッコラ、マスタード、ほうれんそう、ラディッシュ、かぶ、大根2種、ズッキーニ2種、きぬさや、玉ねぎ。
宅配便の時は、集荷まで時間との戦いになることも。
帰り際に、しげさんから地主さまとお会いするときの心構えを伺う。
親身なアドバイスに心から感謝。
早速言われたことを実践しようと思う。
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
この日記は千葉の有機農家・しげファームさんでの修行記録です。
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2017年5月10日(水)
朝8時30分 あめ
30分早くしげファームに到着し、しげさんと一緒に千葉県内の鶏卵業者に醗酵鶏糞を調達にゆく。
片道1時間半程度、道中はひたすら田園風景が続く。
途中の水田の大半にはすでに苗が入っていたが、田植えをしている農家もあり。
驚くほどたくさんの白鷺が降り立っていた。
○醗酵鶏糞の調達・袋詰め
有機・自然農法飼料による鶏卵業者から醗酵鶏糞を調達。
軽トラックに積んできて、土嚢に袋詰め。30袋弱になる。
○きゅうりのトンネルかたづけ、パイプ設置
漁網で猫のハンモック対策を施したきゅうりの不織布トンネルをかたづけ、パイプを設置。
おかげで不織布は無事であった。
去年の6月、きゅうりの収穫からはじまったしげファームでの修行、もうじき1年が経つのだと、感慨深く思う。
○しげさん講話会
雨が止まないため、その後の作業を中止して、残りの時間、しげさんと市の研修生との質疑応答タイムとなった。
・輪作の考え方
・種、品種の選び方
・農法について、不耕起など
・食の安全について、消費者にどこまで伝えるか?
・農の方向性、効率性、家族・小団体・企業、雇用についての考え方
など、多岐にわたり、1時間半程度の講話会となった。
どれも生の経験に基づく、ありがたいお話ばかりだった。
そうしたお話の中、一番大事なこととしてしげさんが語ったのは、やはりこのことだった。
農業とは、失敗の連続である。
完璧にやろうとすると、必ず続かなくなる。
「やりたい」という好奇心やモチベーションを大事にして、
楽天的に、気長に構えないとやってゆけない。
何で失敗だったかは、長年いろんなことを試してみないとわからない。
世界に1つも同じ条件の畑はない。
問題を解決でき、最適な運営をしてゆくのはあなた自身しかいない。
「安心してください。必ず失敗しますから^_^」
しげさんは笑いながら言いました。
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
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2017年5月9日(火)
朝9時 くもり 21.5度 南からの小風
かぼちゃもきれいな花を咲き始める。
来週からは宅配も始まる。
○出荷のための調整、包装
今回は大根、かぶ、にんじん、里芋、きぬさや、小松菜、ビタミン菜、レタス2種、ラディッシュ3種、水菜、マスタード、ルッコラを出荷。
包装がなかなかうまくできない^^;
収穫、お掃除、水洗い、包装、、、
出荷調整にはたくさんの工数がある。
どれも全て素通りできない必要な作業。
これを、
『できるだけ少ないタッチで』
お野菜ができるだけ傷まないように細心の注意で行う。
○かぼちゃの除草
防草シートわきの草を拝除。
復活しないように大きいものはマルチの上にm(_ _)m
竹で誘引。まもなく脇芽を摘心の予定。
かたつむりも出現。
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
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2017年5月7日(日)
朝9時 くもり 20.4度 南からの小風
ゴールデンワーク終了。
いや、当面収穫に出荷にしげファームは大忙し。
果樹の収穫も控えています。
ブルーベリーも出番を待つ。
くもりの日は、雨が降らなくても土に水分が入るので助かる。
作物が根を張ってゆくのに大切なこと。
明日明後日は雨予報。ちょうど欲しいところ。
しげさんは話す。
○パプリカの定植
ハウス2に作った畝にパプリカを定植。
赤・オレンジのパプリカを育てる。
パプリカはピーマンより生育期間が長い。
その間病気や虫から守るのに神経を使うそう。
そのため、春作としては唯一、ハウス内で収穫まで育てる。
○スイートコーンのポリをかたづけ
もう、こんなに大きく育ってきた。感動。
まだ風に煽られるのが心配だが、ポリの天井に頭がついてストレスになるので、これからはのびのびと育ってもらう。
○白瓜の定植
スイカ畝の後ろに定植。
ねぎをコンパニオンプランツとして一緒に植える。
午後14時 24.4度
○ねぎの定植
残り3畝に定植して7畝のねぎ畝が完了。
ねぎは毎回セットに入っててもよい、基本アイテム。
だそう。さすがに畝割りも大きい。
○きゅうりのはち上げ
○じゃがいもの土よせ
じゃがいもは、生育期間が長いほど、熟成されておいしくなる。
その間いかに病気や虫にやられないようにするか。
また、一気に収穫すると保存中に腐ったものが蔓延する。
(金八先生の腐ったみかんの話を思い出す)
しげファームでは少しづつ収穫してそのリスクを避けている。
葉が枯れてきたら、収穫のサイン。
実に養分を集中させる。
今は花を咲かせはじめたところ。
今年はどんな味になるのだろうか。
しっかりと手をかけて育てたら、あとは、
おてんとうさまだけが知っている?
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
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2017年5月5日(金)
朝9時 はれ 21.8度 西からの小風
立夏・こどもの日。
二十四節季の「立夏」は暦の上での夏の始まり。
麦も穂を出し大きくなる。
○ねぎ3種の定植
畝間の95cmとって2畝目以降定植してゆく。
密植しすぎると1本が細くなり、家庭では使いにくくなる。
3畝目から3種類目を投入、4畝までで終了。
午後
○ハウス2の苗場かたづけ、畝づくり
苗をハウス1に集約し、ハウス2をパプリカ畝にする。
○じゃがいもの土よせ
まだ生育状況が一定でなく、小さい株は管理機だと土に埋没してしまうため、くわで土寄せ。
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
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2017年5月4日(木)
朝9時 はれ 20.8度 西からの中風
感動の初出荷を迎える。
収穫された小松菜、かぶ、大根、にんじん、きぬさや、レタス、ラディッシュなどを調整、包装して配達へ。
調整、包装の方法は、各農家それぞれ独自の資材や流れを使って行われる。
ここではあまり細かいことは書きません。
○調整
1品目ごとに調整のポイントを教わり、こまめにチェックしてもらう。
虫くいの程度。このくらいはOK。
有機無農薬のお野菜、お客さまの理解が大切。
虫の卵がついていないか。これが肝心。
調整→水洗い→包装の過程でトリプルチェック、最終的に完全になくなるように。
ナモグリバエが這った跡。これはNG。
調整後は水をかけて水洗いに繋ぐ。
○包装
水洗いの後、包装を行う。
新聞の選別など、包装の基準などを教わりながら行う。
多様なサイズの包装資材、その場でどれを使うか決定する。
ニジュウヤホシテントウ。
てんとうむしなのに草食(ベジタリアン)。なので野菜農家にとっては害虫。
○ねぎ2種の定植
1畝分を定植。
管理機にはっきりと溝が作れる赤い排土板を装着。
畝を掘って
溝にねぎを定植してゆく。体勢がしんどい^^;
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
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2017年5月2日(火)
朝9時 はれ 18.3度 南からの小風
今週木曜日からいよいよ春作の配達が始まる。
収穫と出荷のための調整が作業に加わる。
写真画像が見当たらなくなったので、取り急ぎテキストだけアップしますm(_ _)m
○ズッキーニ2作目4種を定植、トンネルがけ
株間は広い方がストレスが少なくてよいが、どれだけ作るかいつも悩むところだそう。
受粉させるために雨に当てないようにする。
すぐに大きくなるのでトンネルはできるだけ高く設置する。
○オクラ播種
自家採種など2種、株間30cm、1穴に5粒を播種。
オクラは土が乾くと発芽しにくい。
雨が降らない場合は灌水チューブで水やりをする。
午後14時 24.6度
○オカヒジキ畝のマルチがけ
○きぬさや補強支柱立て
支柱への紐の結び方2パターン、前にも習ったことだが難しい。
結び花の数だけ実がなる。
隣のそらまめには既に所々あぶらむしがつき始めている。
単一〜少数作物の場合、一時期に作業集中して、ピーク時以外は意外とやることがない。
多品種少量の場合、絶えず忙しい。
どんな農業をやるかによって、作業のスタイルは全く違う。
ある地主さまから、照会していた農地の賃借について相談させていただけることになった。
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
2017年4月30日(日)
朝9時 はれ 南からの小風
『GWはゴールデンワーク』しげさん、みかさんは言う。
1年で一番慌ただしい時期に突入。
昨日はなす全種類、スイカ、メロンを途中まで定植
出荷に向けて最後の追い込み。
育苗ハウスで出番を待つ苗もだいぶ少なくなった。
○とうがらし、バナナピーマンの定植
○つるありいんげんの播種
○スープセロリ畝づくり
不織布を敷き、雑草を生やさせる。
午後14時 26.8度 南よりの中風
○スイートコーンの除草
畝間に生え始めた雑草を除草
こんな感じに。
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
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2017年4月28日(金)
朝9時 くもり 19.0度 南からの小風
昨日は恵みの雨が降る。
これから先は乾燥傾向が予想される。
ちょうどよい土の湿り具合のまま保湿できる、マルチ貼りに絶好のタイミング。
予定を変更して一気にマルチがけを行う。
マルチかけセット
しげさん
『今日しかない』という時の決断が大事。
農家の一番厳しい所でもある。
○ズッキーニ2作目畝のマルチがけ
○なす2作目の鉢上げ
○オクラ畝のマルチがけ
○なす、ピーマン畝のマルチがけ
くわ練習中
○ねぎ畝の施肥
・鶏糞、苦土、リン酸カルシウムを施肥
長ねぎは深く植える
九条ねぎは浅く植える
違う性質のねぎの畝間をどうするかが悩みどころ。
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
早めに切り上げていただき、しげさんに相談していた農地の実地視察を同行していただく。
耕作放棄田のところに、きじを発見。
GWに入ると身動きがとれないということで、即日行っていただきました。
大変貴重なアドバイスをいただき農地選びの方向性ができました。
頼りになる師匠、本当にありがとうございますm(_ _)m
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2017年4月26日(水)
朝9時 くもり 18.8度 南からの小〜中風
今年は遅霜や風害なく、今までとても順調に生育しているそう。
このまま実り多い年であることを祈る。
○つるありいんげん、小しょうが、とうがんうね作り、マルチがけ
裏の圃場の畝作り。
管理機を運転させていただく。
管理機の刃
うね作りする時は、内側に1本づつ、外向きにつける。
刃には太いもの、細いものがある。
管理機の動かし方
①燃料コックを開ける(横から縦に)
②スイッチをONに
③スターターを引く
④ギアを入れる(うね作りの場合は「逆転」)
⑤速度ギアを入れる(うね作りの場合は「1速」)
⑥左手のパワースイッチを合わせる
⑦右手のクラッチを入れる
たくさんやることがあり、なかなか覚えられない。
かわきやすい圃場なので、畝高の低い平畝にする。
○小しょうがの定植
30センチ間隔で種しょうがを定植
雑草対策のためマルチには穴をあけない
収集し用意しておいた竹小枝を刺して目印にする
その上にマルチをかぶせる
これから、いよいよセットの出荷がはじまる。
生産、管理、収穫、出荷の1週間のサイクルを確認。
午後はお休みとなり、農地を見にゆく。
今日も1日ありがとうございました(^o^)/
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