12月31日（日）はれ
畑納め。
今年は新たに休耕田を借り畑転、３拠点に。
1つ1つの圃場に1年の感謝を告げて後にしました。
第二農場
第二農場
第三農場
今年はスイーツに進出し、カフェも開催。
気候変動への対応は至難を極める一方でしたが、充実の上、未来につながる一年になりました。
世の中はにぎわいが戻ってきましたけど、
戦禍への不安、
物価高の影響、
増税や社会保障負担増への不安や政治家の汚職、
大企業の不正
などによる不信も募り募る1年ではなかったでしょうか？
ですが、そのような、腐ったものが浄化されて、どんどんよい方向に向かっていると感じます。
希望あふれる年に。
みなさまが健やかでハッピーに、そして、世界が平和でありますように。
来年もどうぞよろしくお願いします
今日も1日ありがとうございました！
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12月１日（金）はれ
師走入り。
ここ数日昼は季節外れの暖かさが続きましたが、今日は北風が吹き日中も真冬の寒さ。
今週の出荷が終了。今週もありがとうございました！
冬本番の寒さとなって参りました。霜も降りはじめ、多くの冬野菜も成長から成熟の時を迎えてゆきます。
この秋冬の入り口は、とにかく9月末までの猛暑続きで難航しました。
これはほぼどの農家も、慣行から自然農まで、どの農家も感じていることと思います。
一方、11月終わりまで季節外れの暖かさも持続し、作物によってはその遅れを取り戻すことが出来ました。
これからシーズン終わりまであと3か月、冬の寒さに負けず、大地のごちそうを届け切りたいと思います。
〇固定種「大蔵大根」「亀戸大根」
大根が大きく育ってきました。
9月の猛暑で1作目を2回失敗した大根、背水の陣の思いで臨んだ第三農場(水田を畑転した新農地)への播種が奏功、
ぐんぐん育って遅れを取り戻しました。
今週は全セットに固定種「大蔵大根」、Mセットから固定種「亀戸大根」が入りました。
どちらも東京の地名が入った伝統的な江戸野菜です。
「大蔵大根」は本大根、「亀戸大根」はミニ大根として使い分けていますが、
亀戸大根が今までにないくらい生育していて、今回はどちらがどちらか、
ほとんど見分けがつかないくらいの大きさになっています。
「大蔵大根」は、根が頭から尻まで太さが一定で、少し淡泊な味で出汁を引き立て、おでんや煮物などに使いやすい大根です。当園では、箱に収まるようにLセット以外は総詰まりより少し尻細りの形の大きさでお届けする場合が多いです。
「亀戸大根」は、葉に対して根が小さく、また根の形もばらつきが多くきれいな円形ではなく扁平したものが多いこともあり、今では全く市場に出なくなり、「幻の大根」とも言われます。ところがこれが、味が格別で、大地の滋養をふんだんに吸収した、土の香りいっぱいの強い味です。今まで食べた大根の中では、一番おいしいと思っています。味噌汁にすると、出汁もたくさん出て、本当に至福のおいしさになります。
このような違いを比べて、美味しくお召し上がりください。
根もさることながら、今の時季は、どちらの大根も葉が大きくて格別のおいしさです。
ほとんどのお店では大根の葉は切り落とされていて、根の部分しか手に入りません。
何ともったいない事でしょうか！
しょうゆとしょうがで炒めた固定種大根の葉は、五臓六腑に染み入るようなおいしさ。
とにかく今は、大根の葉がうまい！
〇固定種「金町小かぶ」
当園では人気の野菜の一つ、金町小かぶ。
秋かぶがなかなか大きいものになりませんが、固定種の小かぶは小さくても本当に美味しい。
お味噌汁に入れると、滋養いっぱいの染み入るような出汁が出ます。
量は、少しづつになってしまいますが、ぜひ味わってお召し上がりください。
これは選抜してロスになった極小のかぶ（先週までおまけに入れさせていただいていました）ですが、味噌汁にしたらたまらないおいしさです！
〇固定種「東京べか菜」
今白菜が巻いてゆく時で、その間を東京の伝統野菜、東京べか菜が埋めさせていただいています。
山東菜の一種ですが、より柔らかくさわやかな若々しい味がします。
生食もできます。炒めるとどうしても小さくなってしまいますので、
汁ものに入れたり、さっとゆでたり、生で召し上がるのがおすすめです。
ぜひ味わってお召し上がりください。
白菜は、巻いてからお届けいたします。もう少しお待ちください。
〇マイラブサラダ
マイラブサラダのメインのルッコラ、寒さが増してきて委縮して参りました。
今秋冬の寒暖差の激しさも影響しているものかと思います。
他の野菜の充実にしたがい、10月11月に比べると、
量も少なくさせていただいて参りますが、
50℃洗いなどをして、みずみずしさとシャキシャキ感を取り戻してお召し上がりください。
〇固定種「中葉春菊」
今週Mセットから今季初めて春菊が入りました。
本来11月頭くらいから入れたいところなのですが、これも9月の猛暑で育たず、1か月くらい遅れてしまいました。
春菊は、秋冬野菜としては暑さにも寒さにも弱く、旬な時季がとても短い冬野菜。
今季は短い間になってしまいますがぜひこのおいしさを味わってください。
今回入れられたのも、ほんの少しの量なのですが、
お味噌汁に入れると、そのおいしさはもう異次元級です。
今回でさつまいも「紅はるか」が終了となります。
来週からは「シルクスイート」が入ります。
「紅はるか」は、出始めの初秋はホクホクとした栗のような味で、秋の味覚の趣。
寒さとともにだんだんと甘さが増してきて、今はもうたまらない甘さになってます。
そして続く「シルクスイート」は、さらに甘い、
本当に絹のようになめらかで、スイーツのように甘いさつまいもです。
寒くなるにつれて甘くなってゆくのが楽しめるさつまいもはその甘さ加減が季節の旬を告げる風物詩です。
どうぞお楽しみに！
激しい気候の変動で、その年によって豊作の野菜、不作の野菜が出て、お届けする時季も変わってゆきます。
自然と相談しながら、本当に旬な、本当においしくて体が喜ぶ固定種野菜をお届けしてゆきたいと思います。
今日も1日ありがとうございました！
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10月22日（日）はれ 気温 北の小風
今日は二十四節季の「霜降」霜が降りるとき（そのまんまではないか！）
〇さつまいも収穫
限られた農地の中、さつまいもとにんにく、あるいは玉ねぎを交互作で育てている。
さつまいもがある程度収穫が終わらないとにんにくの植え付けが開始できない。
大分育ったところで、まとめて収穫を行い、にんにくの植え付けのために畝を空ける。
紅はるかも、そろそろホクホクとした栗味からネットリした蜜いもモードになってくる。
5畝作った1作目の紅はるか、3畝まで収穫終わっていたが、一気に2畝分収穫。
真ん中の3畝より今日収穫した両端の2畝のほうが収量が少なかった。
除草がしっかり出来ていなかったからだと思う。
さつまいもを収穫するときに畝の上に敷いていたつるを両端に片付ける。
これだけでも結構な作業。
高畝のてっぺんを潰して、畝幅を広げながら、表面の草を鍬で刈ってゆく。
今日はここまで。
途中、メイン農場に戻り、半結球レタスを定植。
今日も1日ありがとうございました！
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10月20日（金）はれ 気温20-27度 南の中風
今日は強い南風が吹き、生暖かい1日。
今週の出荷が終了。今週もありがとうございました！
明日から秋土用。
ついこの前まで猛暑で、やっと秋が来たと思ったら、もう冬の入り口。
自然な農をはじめて、
9月に何をやったかで、その秋冬の収穫が決まる。
9月までに播いたものが年内に稔り、
10月前半に播いたものが年明けから春までに稔る。
10月後半からは春以降への種まき。
すべてがそうではないですが、
ざっくりこんな心づもりでやっています。
今年は、9月いっぱいまで長引いた残暑で、作付けが思うようには進んでいません。
作付けプランを軌道修正しながら、日々秋冬の収穫に向けています。
そういう中ですが、
今週は、ようやくマイラブサラダセットをお届けすることが出来ました！
スーパーフードのルッコラ、赤からし菜、水菜を中心としていて、
甘さ、スパイシーさ、香ばしさが組み合わさった
何とも言えないデトックス感いっぱいの味で、
やみつきになります。
年間を通じて大人気アイテムで、これを待望しているお客様多数です。
ただ「おいしい」というだけでなく、
マイラブファームが目指している、
「薬膳力があり、免疫力につながる野菜」
の、象徴的アイテムです。
今回はみずみずしいラディッシュが入りました！
固定種・自然栽培のマイラブ野菜は、
全てがそうなのですが、
生命の力がギュッと詰まっていて、
さちも、このマイラブサラダをセットしていると、
それだけで特に体調がよくなり、
エネルギーがみなぎると言っています。
固定種の力、自然栽培の力を一番感じられる、
それがマイラブサラダセットなのです。
少量でもパンチ力ある強い味ですので、
他のサラダ食材に混ぜたり、麺類などの具に少量入れるだけでも、
違う世界に連れて行ってもらえます。
ぜひ一度お試しください！
戦場のように忙しい出荷時の超お助けアイテム、
「全粒粉太うどん」を熱盛ざるうどんにして、
にんにく醤油とごま油をぶっかけ、
今日の出荷でロスしたマイラブサラダ、オクラ、ミニパプリカを乗せて
パワーチャージ。
ロスしたものなので、よれていたり、黄化しているところもありますが、
全く遜色はありません。
本当に生命の力を目いっぱい感じる、
至福のひとときです。
秋なすは、小ぶりですが身が締まって格別の味わいとなっています。
ロスした秋小なすを、
おまけに入れた赤生たかのつめを丸ごと1本入れて、ごま油で炒める。
ピリ辛なナス炒めが出来上がります。
なめらか、トロトロのなすに、ご飯が進みます。
らっかせい、今年は特に選別に力を入れています。
外見でどんなのがしっかりと実が入っているか、
大分わかってきましたので、
収穫時、選別作業、袋詰めの3回の選別で、
出来るだけ満足度の高い大粒のものが入るようにしています。
1粒のものも、しっかりと大粒の実が入っていそうなものを選って入れています。
あともう少し、旬の味覚をお楽しみください。
夏葉物の空芯菜とつるむらさきはそろそろお役御免。
もう少しお付き合いください。
これから白菜の若菜、大根の葉、ラディッシュ、
かぶも選抜菜として若葉を摘んでおまけに入れてお届けします。
どうぞお楽しみに。
今日も1日ありがとうございました！
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10月11日（水）はれ 気温17-24度 北の小風
秋空にとんぼ。
見事な秋晴れ。週末まで続く予報。
今日はとにかく出来るところまで畑を切り替え、播種・定植を進める。
〇スイスチャード定植
雨でハウスのメロン片付けが終了したので、
やっと育苗出来たスイスチャードをハウスに定植。
〇にんじん追い播き
9月の猛残暑でほとんど消えてしまったにんじん。
一昨日来の雨に乗じて今更ながら追い播き。
固定種「黒田五寸」と固定種「US春播五寸」
手元に残っている種を1畝づつ。
〇レタス畝づくり
モロヘイヤ畝を片付け、レタス畝に。
今日は2畝で終了。
終わり頃には夕焼け。
今日も1日ありがとうございました！
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10月10日（火）はれのちくもり時々あめ 気温 北の小風
旧体育の日。見事な秋晴れ。夕方集中豪雨のような雨が降る。
これから週末までこの天気が続く予報。
３回目のチャレンジで大根がやっと発芽してきた。
不織布をかける。
〇春菊定植
やっと春菊を定植。恐ろしく遅れている(^_^;)
３条のところ５条整列してしまった。
そのあと雨が降ってきたが、あまりに強い雨で、影響がないか心配。
〇ラディッシュ播種
３作目のラディッシュ。畝を作り直してから播種。
途中で小雨が降り次第に強くなってきて半分で中止。
今日の進捗はここまで。
秋が深まって体感は気持ちよくなってくるが、ただただ焦る(^_^;)
今日も1日ありがとうございました！
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10月6日（金）はれ 気温 北の小風
蒸し暑さもなくなり見事な秋晴れ。
今週の出荷が終了。今週もありがとうございました！
今週から秋冬シーズンがスタート。
この９月は終盤まで厳しい残暑が続き、秋冬作のスタートにも影響が出ています。
苗作でも直播でも播いても播いても発芽して間もない新芽が消えてなくなり、
スタートに出遅れ、一部に今冬中の収穫も絶望的というものも出てきています。
そのような中での秋冬シーズンスタートですが、
今週から全セットにさつまいも、らっかせいが入りました。
〇さつまいも「紅はるか」
紅はるかは、安納芋、シルクスイートなどと並んで、
ネットリ甘～い「蜜芋」の代表的銘柄となっていますが、
初秋の出始めはホクホクとした栗のような味わいになります。
これがまた、初秋の味覚として格別に思います。
ネットリ甘～い蜜芋として楽しみたい場合は、
2週間くらい貯蔵してからお召し上がりになると、追熟して甘くなります。
今は2通りの楽しみ方、お好みのお召し上がり方でどうぞ。
〇生らっかせい「千葉半立」
生らっかせいは千葉伝統のソウルフード。
一般的には乾燥したピーナッツが広く親しまれているのですが、
とれたて落花生を塩ゆでしていただくのは今が旬の格別の味わい。
一度食べ出すと手が止まらなくなります。
今は大粒のおおまさりや新種のQナッツなど多様な落花生が栽培されていますが、
この「千葉半立」のクリーミーなコクは、ほかの種では出ない、独特の味わいです。
ぜひ一度ご賞味ください。
〇固定種「沖縄大とうがん」
我が家では、今夜沖縄大とうがん、紅はるか、オクラのみそ汁でいただきました。
今回のお届けでロスしたものを使っていますので、多少見栄え悪いかもしれませんが、味は全くそん色なく美味しいです！至福の極みです！
〇固定種なす、ピーマン
なす、ピーマンは収穫も落ち着き、今週から少し引き立て役に回りつつも、秋仕様に変化。
固定種「真黒なす」はやわらかくてつややかな小なすで収穫、ぬか漬けにすると抜群に美味しいです。
固定種「丸白なす」は、夏フル稼働の疲れで、少しカスレが多くなっていますが、なすステーキや炒め物にすれば全くそん色なくトロットロの味が楽しめます。
ピーマンは、今週は固定種「黒ピーマン」がメインになりました。
甘くて味の強い黒ピーマンはお子様も喜んで食べていただけると思います。
なす、ピーマンとも先週の1週お休みのタイミングで少し強めの剪定を行って、
夏の疲れをとり、若々しくリフレッシュした状態で秋シーズンを迎えました。
量的には少なくなりますが、引き続き秋の美味しいなすとピーマンをお楽しみください！
〇固定種「沖縄あばしゴーヤ」
ゴーヤは夏野菜最強の免疫力アップ野菜、出来るだけ長く多くの方にお届けしたいと思っています。
我が家では、生のゴーヤをスライスして塩、ごま油をかけるだけという超シンプルな鉢を出来るだけ毎食いただいています。
苦みが、体中の毒をデトックスしてくれる感満載。
これににんにく醤油を投入すれば、これはもう、まさに最強コンビ！
胎の底からパワーがみなぎります。
収穫量も少なくなってきて、今週はMセットからとさせていただきました。
ゴーヤはがっしりして見えますが、意外に足が速いので、
出来るだけ早くにお召し上がりいただくことをお勧めします。
多少黄色く完熟しても、種が赤くなっても、その部分は苦みが抜けて甘くなりますが美味しくいただけます。
おまけの鷹の爪は青生とうがらしから赤生とうがらしに変わりました。
畑では、赤くなってゆくところを少しづつ収穫して行っています。
もう本当に、本当に気候変動は待ったなしです。
農家にとっても厳しい環境変化への対応が求められます。
そんな中で、力強く育った野菜たちを届けてゆきたいと思いますので、
秋冬シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。
今日も1日ありがとうございました！
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9月18日（月祝）はれ 気温27-33度 南の小風
今日も蒸し暑い真夏のような1日。
木金の雨から季節が進む予報。
出来れば8月中にやっておきたかったじゃがいも植付。
やっと2作目に着手。種芋は3/4まで消化。
〇じゃがいも植付・ねぎ植え替え
昨日までに草を刈ったじゃがいもねぎ混作畝
今日はねぎ株元の草を刈り一旦全部抜いて、
畝間に溝を作って移植。しばらく干しねぎにしておく。
集約したら2畝分に収まる量になってしまった。
最後ねぎが元あった畝にじゃがいもを定植。
〇さつまいも「シルクスイート」除草
これから戻って少しでも秋葉物など進めたいが、
暗くなってきたので、
そのままさつまいも「シルクスイート」の除草を一通り適当にして、
メイン農場に戻る。
〇育苗
キャベツ、紫キャベツ、ケール、スイスチャードを播種。
実は育苗が深刻な危機的状況に陥っている。
7月から繰り返し播種しているが猛暑続きでことごとく消えてなくなる。
遮光、日陰など環境を変えても、天気の変化などをきっかけに消えてなくなってしまう。
キャベツなどは11月の収穫開始が絶望的になり、
今季内に仕上がるものが果たしてあるかどうかという状況まで来ている。
いままでここまで壊滅的だったことはない。
どうにかならないものなのだろうか？
ほかの方はどうされているのだろうか？
今日も1日ありがとうございました！
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